看護師のリーダーシップについて

今まではリーダーシップというと、一部の地位や役職の人に求められるものでした。ですが、今では地位や役職に関係なく求められるようになってきました。同じように一言で「リーダーシップ」といっても、一般職で求められるものと看護師に求められるものはいくらか違いがあるように思います。ですが大局を見て目の前の判断をすることや、周りの人のことをよく観察できていること、どうすればより良い職場づくりや業務の流れが出来るようになるかといった判断力や洞察力は、一般職でも看護師でも同じだと思います。

一般職であれば目標の旗を掲げることも比較的やりやすいかもしれません。それが看護師の場合、この旗を掲げることがかなり困難ではないでしょうか。
誰もが同じように感じたり考えているわけではありませんし、変革をするにはリスクも大きな職場が看護師の働く現場ではないかと思うからです。その大きなリスクの中で、いかに自分が目標とする旗が有意義なものになるか、といったことを周りに理解させるマネジメント能力が必要だろうと思います。変革には大きなパワーが必要です。出来れば楽して働きたい、と考える人も少なくないでしょう。

ですから自分が掲げる旗が、最初はパワーの必要なことでも、その目標が達成出来たときには今の業務よりもスムーズになり、ストレスも少なくなるといったことでなくてはいけませんし、そのことを周囲の人に理解してもらわなくてはいくら旗振りをしても誰も乗ってはきません。リーダーシップがとれるといわれている人は、この周囲への理解を得たり、また自分が掲げた旗を周囲の人それぞれの旗としてしまう力のある人です。そのためには何より信頼を得ていないと難しいのかもしれません。

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